Pythonでは、関数に情報を渡すために引数が使用されます。引数は、関数がアクションを実行するために必要な情報を提供します。Pythonの引数は、整数、浮動小数点数、文字列、リストなど、任意のデータ型を引数として関数に渡せます。

Pythonの引数の種類

Pythonの引数には以下のような種類があります。

  1. 位置引数 (Positional Arguments)
  2. キーワード引数 (Keyword Arguments)
  3. デフォルト引数 (Default Arguments)
  4. 可変長引数 (Variable-length Arguments)

位置引数

位置引数は、関数に渡される引数の順序に基づいて関数に値を渡します。

def func(a, b):
    return a + b

print(func(3, 4))  # Output: 7

キーワード引数

キーワード引数は、引数の名前を指定して関数に値を渡します。

def func(a, b):
    return a + b

print(func(b=4, a=3))  # Output: 7

デフォルト引数

デフォルト引数は、引数が関数に渡されなかった場合に使用されるデフォルトの値を設定します。

def func(a, b=4):
    return a + b

print(func(3))  # Output: 7

可変長引数

可変長引数は、任意の数の引数を関数に渡すことができます。これは、*args(任意の数の位置引数)と**kwargs(任意の数のキーワード引数)を使用して実現されます。

def func(*args, **kwargs):
    print(args)  # Output: (3, 4, 5)
    print(kwargs)  # Output: {'a': 6, 'b': 7}

func(3, 4, 5, a=6, b=7)

Pythonの引数は、コードの再利用性を向上させ、関数の挙動を細かく制御し、柔軟なプログラムを作成するための重要な要素です。適切な引数の種類を選択し、それを効果的に使用することで、より効率的で読みやすいコードを書くことができます。

投稿者 admin

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