Pythonの文字列メソッドには、特定の部分文字列が文字列内で最初に現れるインデックスを返すindex()
というメソッドがあります。
index()メソッドの基本的な使い方
index()
メソッドの基本的な使い方は次の通りです。
str.index(sub [, start [, end]])
ここで、
– sub
は検索したい部分文字列を指定します。
– start
とend
はオプションで、部分文字列を検索する範囲を指定します。start
からend
までの範囲でsub
が最初に現れる位置をインデックスで返します。
例えば、次のように使用できます。
print("dictionary".index("io")) # Output: 4
print("Good School".index("oo")) # Output: 1
print("Good School".index("oo", 3)) # Output: 8
この例では、”dictionary”の中で”io”が最初に現れるインデックスは4、”Good School”の中で”oo”が最初に現れるインデックスは1、そしてインデックス3から検索した場合、”oo”が最初に現れるインデックスは8となります。
注意点
index()
メソッドは、指定した部分文字列が見つからない場合、find()
メソッドとは異なり、-1を返すのではなく、ValueError
を返します。
print("Orange".index("aa")) # Output: ValueError: substring not found
このように、index()
メソッドは部分文字列の検索に便利なツールですが、見つからなかった場合のエラーハンドリングに注意が必要です。
以上、Pythonのindex()
メソッドの使い方について解説しました。このメソッドを使うことで、文字列の中から特定の部分文字列を効率的に検索することができます。.