Pythonを使用してExcelに画像を挿入する方法を解説します。この記事では、PythonのライブラリであるOpenPyXLとPillowを使用してExcelファイルに画像を挿入する方法を説明します。
必要なライブラリのインストール
まず、PythonでExcel操作を行うためのライブラリであるOpenPyXLと、画像処理を行うためのライブラリであるPillowをインストールします。
pip install openpyxl
pip install Pillow
画像のリサイズ
適切な画像サイズでExcelファイルに挿入するために、Pillowを用いて画像リサイズ処理を実行します。
from PIL import Image
# 画像ファイルの指定
img_dir = '画像ファイル名.jpg'
# 画像オブジェクトの作成
img = Image.open(img_dir)
# リサイズ
img_resize = img.resize((300,200)) # ()内の数値を変更することで好きなサイズでリサイズ可能
# リサイズした画像を上書き保存
img_resize.save(img_dir)
Excelファイルの作成
次に、Excelファイルを新規作成します。
import openpyxl
# Excelファイル名
name = "画像貼り付け.xlsx"
# Excelファイルの作成
workbook = openpyxl.Workbook(name)
# 保存
workbook.save(name)
画像の挿入
最後に、リサイズした画像をExcelファイルに挿入します。
# Excelファイルの読み込み
workbook = openpyxl.load_workbook(name)
sheet = workbook.active
# 画像の選択
img_to_excel = openpyxl.drawing.image.Image(img_dir)
# 指定の位置に画像を添付
sheet.add_image(img_to_excel, 'B3')
# 保存
workbook.save(name)
以上で、Pythonを使用してExcelファイルに画像を挿入する方法の解説を終わります。この方法を用いることで、Excelファイルに簡単に画像を挿入することが可能となります。