Pythonは、その豊富なライブラリが魅力の一つです。これらのライブラリを管理するためのツールがpipです。この記事では、pipを用いたPythonライブラリのインストール方法について詳しく解説します。
pipとは
pipは、「Pip Installs Packages」または「Pip Installs Python」の略で、Pythonのライブラリを管理するためのツールです。Python3.4以降のバージョンでは、Pythonをインストールすると同時にpipもインストールされます。
ライブラリのインストール
Pythonのライブラリをインストールするには、コマンドプロンプトでpip install
を実行します。例えば、Excelファイルを読み書きできるライブラリ「openpyxl」をインストールするには、以下のように入力します。
pip install openpyxl
ライブラリのアップデート
既にインストールされているライブラリを最新版にアップデートするには、--upgrade
または-U
を付けてインストールを実行します。
pip install -U openpyxl
バージョンを指定してインストール
特定のバージョンのライブラリをインストールするには、ライブラリ名の後に==
でバージョン番号を付加します。
pip install openpyxl==2.5.0
インストール済みのライブラリの確認
インストール済みのライブラリを確認するには、pip list
を実行します。
pip list
以上が、pipを用いたPythonライブラリのインストール方法の基本です。これらの手順を理解し、Pythonの豊富なライブラリを活用して、より効率的なプログラミングを行いましょう。.