Pythonは豊富なライブラリを持つ強力なプログラミング言語です。これらのライブラリを上手く使うことで、様々なタスクを効率的に実現できます。
メジャーなPythonライブラリ
Pythonには多くのライブラリがありますが、ここではいくつかのメジャーなライブラリを紹介します。
- Pandas: データ分析のライブラリで、CSVやExcelファイルを読み込んで、データの集計や並べ替え、グラフ作成などができます.
- Pillow: 画像処理のライブラリで、画像を読み込んで、サイズ変更や回転、白黒化など、比較的シンプルな画像処理に活用できます.
- PyAutoGUI: GUI自動化ライブラリで、マウスカーソル操作や、キーボード操作を再現させることができます.
ライブラリの追加方法
Pythonのライブラリは初期インストールされているもの以外は、追加する作業が必要になります。しかし、メジャーなライブラリの場合、インストールはPythonのコマンドから簡単に実行できます。例えば、以下のコマンドでPyAutoGUIというライブラリをインストールします。
pip install pyautogui
ライブラリの使い方
ライブラリを使う場合、ソースコードの上にimport ライブラリ名と記述する必要があります。これでインストールされているライブラリを呼び出すことが可能です。また、ライブラリの中の特定オブジェクトだけを使いたい場合は、from モジュール名 import オブジェクト名と記述します。
例えば、PyAutoGUIを使って、キー操作マクロと、マウス操作マクロを作ってみます。
import pyautogui as pag
# 一つ前に開いたウィンドウにフォーカスを移動
pag.hotkey('alt','tab')
# 文字列を打ち込む
pag.typewrite('Hello world')
このようにPythonのライブラリを使うと、プログラミングで必要な各種操作を効率的に行うことができます。.