Pythonのライブラリを手動でインストールする方法について説明します。この方法は、特にインターネット接続が制限されている環境や特定のライブラリがpipコマンドでインストールできない場合に有用です。
手順1:必要なファイルをブラウザからダウンロードする
まずは、インストールしたいPythonライブラリのファイルをブラウザからダウンロードします。例として、Excelファイルの操作によく用いられるライブラリ「openpyxl」を取り上げます。
手順2:ローカルのフォルダーを指定してpip installを行う
ダウンロードしたファイルを指定して、pip installコマンドを実行します。
他のライブラリをこの方法でインストールするには?
他のライブラリも同様に手動でインストールすることが可能です。
この記事で用いた環境は、Windows10 + Python3.8 + openpyxl3.0.5です。
注意点
- プロキシサーバーが設定されている環境では、サーバーの設定情報の入力が必要です。
- ライブラリのファイルは、通常は
.tar.gz
形式のファイルをダウンロードしますが、Pythonのバージョンに対応した.whl
形式のファイルを使用することも可能です。
以上がPythonライブラリの手動インストールの手順です。この方法を利用すれば、インターネット接続が制限されている環境でもPythonライブラリを利用することが可能となります。