Pythonのリスト(list)は、複数の要素を順序付けて格納するためのデータ構造です。リストの要素を検索する方法はいくつかありますが、ここでは「完全一致」での検索と「部分一致」での検索について詳しく説明します。

完全一致での検索

Pythonのリストで要素を完全一致で検索するには、in演算子を使用します。リスト内に指定した値が含まれている場合、Trueが返されます。

list_1 = ["Apple", "Banana", "Orange", "Bana", "Banana"]
print("App" in list_1)  # False
print("Apple" in list_1)  # True

この例では、"App"はリストに含まれていないためFalseが返され、"Apple"はリストに含まれているためTrueが返されます。

部分一致での検索

リストの要素を部分一致で検索するには、in演算子と組み合わせてforループを使用します。

list_1 = ["Apple", "Banana", "Orange", "Bana", "Banana"]
search_value = "Ban"
index_list = [i for i, e in enumerate(list_1) if search_value in e]
print(index_list)  # [1, 3, 4]

この例では、"Ban"と部分一致する要素のインデックスを取得しています。結果は[1, 3, 4]となり、2番目、4番目、5番目の要素が"Ban"を含んでいることを示しています。

以上、Pythonのリストで要素を完全一致と部分一致で検索する方法について説明しました。これらの方法を理解し、適切に使用することで、Pythonのリスト操作がより柔軟になります。

投稿者 admin

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