QGISとPythonを組み合わせることで、地理情報システム(GIS)の強力な機能を活用することができます。特に、OpenLayersというライブラリを使用すると、Google MapsやBing Maps、OpenStreetMapなどの地図レイヤーを簡単に操作することができます。

OpenLayersプラグインのインストール

まずはじめに、QGISのプラグインリポジトリからOpenLayersプラグインをインストールします。このプラグインは、さまざまな地図レイヤーをQGISに追加するためのツールを提供します。

ベクターレイヤーの読み込み

次に、Pythonコンソールを使用してベクターレイヤーを読み込みます。以下に、ベクターレイヤーを読み込むための基本的なコードを示します。

import os
from qgis.core import QgsProject, QgsVectorLayer

# 読み込むファイルのURLを指定し変数に定義
yomikomu_layer_url = r"C:\\python\\point.shp"

# QgsVectorLayer(先ほど作成した変数, "レイヤー名をわかりやすいように入力", "ogr")
yomikomu_layer = QgsVectorLayer(yomikomu_layer_url, "レイヤー名", "ogr")

# ベクターレイヤーをマップに追加
QgsProject.instance().addMapLayer(yomikomu_layer)

このコードは、指定したパスからベクターレイヤーを読み込み、それをQGISのマップに追加します。

複数のデータを読み込む

複数のデータを一度に読み込む場合は、以下のようにglobモジュールを使用してファイルのリストを取得し、それぞれのファイルに対して上記の処理を行います。

import os
from qgis.core import QgsProject, QgsVectorLayer
import glob

# 読み込むファイルのURLを指定し変数に定義[リスト]
yomikomu_layer_url_list = glob.glob(r"C:\\python\\\\*.shp")

# リスト内のデータに関して以下のコードを実行
for yomikomu_layer in yomikomu_layer_url_list:
    # レイヤー名をファイル名にする変数を定義
    layermei = os.path.splitext(os.path.basename(yomikomu_layer))[0]
    # QgsVectorLayer(先ほど作成した変数, "レイヤー名の変数", "ogr")
    yomikomu_layer = QgsVectorLayer(yomikomu_layer, layermei, "ogr")
    # ベクターレイヤーをマップに追加
    QgsProject.instance().addMapLayer(yomikomu_layer)

以上で、Pythonを使ってQGIS上にベクターレイヤーを読み込む基本的な手順を説明しました。これらの手順をマスターすることで、PythonとQGISを組み合わせた地理情報処理の可能性が広がります。.

投稿者 admin

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