QImageをOpenCVのMatに変換する方法

この記事では、PythonでQImageをOpenCVのMat形式に変換する方法について説明します。この変換は、PyQtで作成されたGUIアプリケーションでOpenCVを使用する際に非常に便利です。

まず、以下の関数を使用してQImageをMat形式に変換します。

def convertQImageToMat(incomingImage):
    '''  Converts a QImage into an opencv MAT format  '''
    incomingImage = incomingImage.convertToFormat(4)
    width = incomingImage.width()
    height = incomingImage.height()
    ptr = incomingImage.bits()
    ptr.setsize(incomingImage.byteCount())
    arr = np.array(ptr).reshape(height, width, 4)  # Copies the data
    return arr

この関数は、入力としてQImageを受け取り、それをOpenCVのMat形式に変換します。具体的には、QImageの幅と高さを取得し、その後、QImageのビットを取得します。これらのビットは、NumPy配列に変換され、最終的にMat形式に変換されます。

この関数を使用することで、QImageとOpenCVのMat形式の間で簡単に変換を行うことができます。これにより、OpenCVの強力な画像処理機能をQImageと組み合わせて使用することが可能になります。

以上が、QImageをOpenCVのMatに変換する方法についての説明です。この情報がPythonとOpenCVを使用したプロジェクトに役立つことを願っています。