SpyderはPythonの統合開発環境(IDE)の一つで、エディタ、IPython、変数の値確認機能、グラフプロッタ、デバッガなどが一体となった高機能なツールです。この記事では、SpyderでPythonのバージョンを切り替える方法について説明します。

Spyderのインストール

まず、Spyderの公式サイトからWindows向けのインストーラをダウンロードします。ダウンロードされたインストーラ (Spyder_64bit_full.exe)を実行し、インストールを進めます。

Pythonインタープリターの設定

インストールが完了するとWindowsのスタートメニューにSpyderが追加されているはずですので、Spyderを立ち上げます。Spyderの画面が立ち上がったら、右下のPythonを確認します。ここで表示されているPythonのインタープリターは、Spyderをインストールした際にバンドルされてインストールされたPythonです。

これをすでに構築済みのPythonに変更していきます。まず、上部のメニューバーから [ツール] -> [設定]と選択します。[Pythonインタープリター] タブを開き、以下のPythonインタープリターを使うを選択した後し、実際に使用したいPython環境があるディレクトリのPython.exeを選択します。

設定が完了したら、右下の [Apply]を押し、 [OK]を押します。これで右下のPythonのバージョンが切り替わりますが、コンソールでエラーが出る場合があるので、一旦Spyderを再起動します。再起動後にも指定したPythonを認識していればインタープリターの切り替え成功です。

以上がSpyderでPythonバージョンを切り替える方法です。これにより、異なるバージョンのPython環境をSpyderで簡単に切り替えて利用することが可能になります。.

投稿者 admin

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