1. VS Codeのインストール
Ubuntu 20.04にVS Codeをインストールする方法はいくつかありますが、ここではUbuntuデスクトップソフトウェア管理ツールの”Ubuntu Software (gnome-software)”を使ってインストールする方法を紹介します。
まず、端末アプリでubuntu-software
がインストールされているか確認します。何も表示されていなければ、ubuntu-software
がインストールされていないので、まずはubuntu-software
をインストールします。
$ dpkg -l |grep ubuntu-software
$ sudo apt install ubuntu-software
$ dpkg -l |grep ubuntu-software
次に、デスクトップのアプリ一覧から、ubuntu-software
を起動します。画面左上の虫眼鏡アイコンをクリックし、検索窓に”vscode”と入力してvscodeを検索し、Visual Studio Codeをクリックします。
2. VS Codeの設定
VS Codeのインストールが完了するとデスクトップのアプリ一覧にVS Codeのアイコンが追加されます。起動してみましょう。
2.1 言語設定の日本語化
インストールしただけだと、多分、英語バージョンで起動されます。日本語化しましょう。
# 画面上部のメニューバーから"View"→"Command Palette"を選択。
# コマンドリストから"Configure Display Language"を選択。
# "Install Additional Languages..."を選択。
# 画面左側のエリアに言語の一覧が表示されるので、日本語の"install"ボタンをクリック。
# vscodeウインドウの右下に「日本語で使うには再起動」との英語のポップアップが英語で表示されるので、"Restart"ボタンをクリックします。
2.2 VS Codeの拡張機能 (エクステンション)
VS Codeは、主にプログラム統合開発環境 (IDE)として利用されているフリーの高機能テキストエディタです。目的にあった拡張機能をインストールすることで、VS Codeを特定のプログラミング言語のIDEや、HTMLエディタとして利用することができるようになります。
2.3 Python拡張機能をインストール
VS CodeをPythonのIDEとして利用するために、VS CodeにPython拡張機能をインストールします。
# 画面左端にアイコンがならんでいます。このエリアをアクティビティバーといいます。
# アクティビティバーの拡張機能アイコンをクリックします。
# サイドバーに拡張機能リストが表示されます。
# 検索窓に"python"と入力すると、Microsoftの"Python"という拡張機能がリストアップされるので、インストールボタンをクリックします。
これでVS CodeのインストールとPython IDEとして利用するための設定は完了です。