Ubuntu 20.04にPython 3.9をインストールする方法は2つあります。一つ目はdeadsnakes PPAからパッケージをインストールする方法、二つ目はソースコードからPython 3.9をビルドする方法です。
Deadsnakes PPAからインストールする
- パッケージリストを更新します:
sudo apt update
- 必要なパッケージをインストールします:
sudo apt install software-properties-common
- deadsnakes PPAをシステムのソースリストに追加します:
sudo add-apt-repository ppa:deadsnakes/ppa
- Python 3.9をインストールします:
sudo apt install python3.9
- インストールが成功したか確認します:
python3.9 --version
ソースコードからインストールする
- Pythonをビルドするための依存関係をインストールします:
sudo apt update
そしてsudo apt install build-essential zlib1g-dev libncurses5-dev libgdbm-dev libnss3-dev libssl-dev libreadline-dev libffi-dev libsqlite3-dev wget libbz2-dev
- Pythonのダウンロードページから最新リリースのソースコードをダウンロードします:
wget [11](https://www.python.org/ftp/python/3.9.1/Python-3.9.1.tgz)
- ダウンロードが完了したら、gzip圧縮されたアーカイブを解凍します:
tar -xf Python-3.9.1.tgz
- Pythonソースディレクトリに移動し、configureスクリプトを実行します:
cd Python-3.9.1
そして./configure --enable-optimizations
- Python 3.9のビルドプロセスを開始します:
make -j 12
- ビルドが完了したら、Pythonバイナリをインストールします:
sudo make altinstall
これらの手順に従えば、Ubuntu 20.04にPython 3.9をインストールすることができます。どちらの方法を選んでも、Python 3.9のインストールは比較的簡単で、数分で完了します。