UbuntuでPythonのvenvを使って仮想環境を構築しようとしたとき、source venv/bin/activate
を実行するとNo such file or directory
というエラーが出ることがあります。これは、activateファイルが作られていないというエラーで、特にAnacondaでインストールしたPythonを使っているとこのようなエラーが出ることがあります。
この問題を解決するためには、virtualenv
を使います。virtualenv
とvenv
は違うもので、virtualenv
はvenv
の機能に加えて、Python自身のバージョン管理も可能です。
以下に、virtualenv
を使って仮想環境を構築する手順を示します。
$ pip install --upgrade virtualenv # virtualenvのアップデート
$ virtualenv -p python3 venv # 環境名をvenvとして仮想環境構築
$ source venv/bin/activate # アクティベート
これで、venv
という名前のPythonの仮想環境が作成され、アクティベートされます。
以上が、UbuntuでPythonのvenvがアクティベートできない問題の解決法です。この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。