Pythonの仮想環境を作成するためには、venvというモジュールを使用します。この記事では、Ubuntu上でPythonのvenvをインストールし、仮想環境を作成する方法を説明します。
venvのインストール
まず、venvをインストールします。以下のコマンドを実行してください。
sudo apt-get install python3.9-venv
仮想環境の作成
次に、Pythonの仮想環境を作成します。以下のコマンドを実行してください。
python3 -m venv yourvenv
ここで、yourvenvは作成する仮想環境の名前です。任意の名前に変更することができます。
仮想環境の起動
作成した仮想環境を起動するには、以下のコマンドを実行します。
source ./yourvenv/bin/activate
コマンドを実行した後、ターミナルの左側に(yourvenv)と表示されれば、仮想環境が起動していることを示します。
仮想環境の終了
仮想環境を終了するには、以下のコマンドを実行します。
deactivate
このコマンドは仮想環境を終了するだけで、作成した環境そのものを削除するものではありません。そのため、再度仮想環境に入りたい場合は、source ./yourvenv/bin/activateコマンドを再度実行することで可能です。
以上がUbuntu上でPythonのvenvをインストールし、仮想環境を作成・使用する方法です。これにより、Pythonのプロジェクトごとに異なる環境を作成し、ライブラリのバージョン競合を避けることができます..