UbuntuでPythonの仮想環境を作成し、特定のPythonバージョンを指定する方法について説明します。この記事は、Pythonのvenv
モジュールを使用して、複数のPythonバージョンを管理する方法を紹介します。
まず、Ubuntu 22.04にPython3.xを複数インストールして切り替える方法を見てみましょう。この記事では、Python 3.8がもともと入っているため、3.6、3.7、3.9、更に、古いアプリを動かすために2.7もインストールすることを想定します。
sudo apt install -y python3.9 python3.9-venv
sudo apt install -y python3.7 python3.7-venv
sudo apt install -y python3.6 python3.6-venv
sudo apt install -y python2.7 python2.7-venv
次に、venv
を使ってPythonの仮想環境を作成する方法を見てみましょう。以下のコマンドを使用して、yourvenv
という名前の仮想環境を作成できます。
python3 -m venv yourvenv
仮想環境を起動するには、以下のコマンドを使用します。
source ./yourvenv/bin/activate
仮想環境を終了するには、deactivate
コマンドを使用します。
最後に、venv
で作成した仮想環境上のPythonバージョンを変更する方法を見てみましょう。以下のコマンドを使用して、仮想環境をクリアし、新しいPythonバージョンを指定できます。
python -m venv [venvディレクトリ] --clear
以上が、UbuntuでPythonのvenv
を使って特定のバージョンを指定する方法です。これにより、Pythonのバージョン管理が容易になります。.