UbuntuでPythonスクリプトをCronジョブとして実行する方法について説明します。Cronは、定期的にタスクを実行するためのLinuxユーティリティです。
Cronジョブの設定
まず、Cronジョブを設定するためには、crontab -e
コマンドを使用します。このコマンドを実行すると、Cronジョブの設定を編集するためのエディタが開きます。
Cronジョブの設定は次の形式で行います。
* * * * * command
ここで、*
は時間を表し、command
は実行するコマンドを表します。例えば、Pythonスクリプトを実行するためのCronジョブは次のようになります。
* * * * * python my_script.py
この設定では、my_script.py
というPythonスクリプトが毎分実行されます。
Pythonスクリプトの実行
PythonスクリプトをCronジョブとして実行するためには、スクリプトが実行可能であることが必要です。これは、ターミナルでchmod +x script.py
コマンドを実行することで達成できます。
また、スクリプトの先頭にはシバン(#!
)が必要です。これは、スクリプトがどのインタープリタで実行されるべきかを指定します。Python 3を使用している場合、シバンは次のようになります。
#!/usr/bin/python3
以上がUbuntuでPythonスクリプトをCronジョブとして実行する基本的な手順です。これにより、Pythonスクリプトを定期的に自動実行することが可能になります。