VSCodeのインストール
まずは、VSCodeをUbuntuにインストールします。Ubuntuデスクトップソフトウェア管理ツールの”Ubuntu Software (gnome-software)”を使ってインストールする方法を紹介します。
- 端末アプリでubuntu-softwareがインストールされているか確認します。
$ dpkg -l |grep ubuntu-software
- 何も表示されていなければ、ubuntu-softwareがインストールされていないので、まずはubuntu-softwareをインストールします。
$ sudo apt install ubuntu-software
- インストールが完了したら、正しくインストールできたか確認してみましょう。
$ dpkg -l |grep ubuntu-software
- デスクトップのアプリ一覧から、ubuntu-softwareを起動します。画面左上の虫眼鏡アイコンをクリック。検索窓に”vscode”と入力してvscodeを検索し、visual studio codeをクリック。vscodeのインストール画面に遷移します。インストールボタンをクリック。Ubuntuのログインパスワードを入力するとインストールが開始されます。
VSCodeの設定
VSCodeのインストールが完了したら、次にVSCodeをPythonのIDEとして設定します。
- 言語設定の日本語化: インストールしただけだと、多分、英語バージョンで起動されます。日本語化しましょう。画面上部のメニューバーから”View”→”Command Palette”を選択。コマンドリストから”Configure Display Language”を選択。”Install Additional Laugages…”を選択。画面左側のエリア (サイドバーといいます)に言語の一覧が表示されるので、日本語の”install”ボタンをクリック。
- Python拡張機能をインストール: vscodeをPythonのIDEとして利用するために、vscodeにPython拡張機能をインストールします。画面左端にアイコンがならんでいます。このエリアをアクティビティバーといいます。アクティビティバーの拡張機能アイコンをクリックします。サイドバーに拡張機能リストが表示されます。検索窓に”python”と入力すると、Microsoftの”Python”という拡張機能がリストアップされるので、インストールボタンをクリックします。
これでUbuntu上でVSCodeを使用したPython開発環境の構築が完了しました。次回からはこの環境を使ってPythonのコーディングを行ってみましょう。
- 参考文献:
- Ubuntu20.04 Python開発環境を作る ~その2:VS Codeのインストール~|ogs-digilife