Ubuntuには、最初からPythonがインストールされていますが、そのPythonをそのまま使ってはいけません。そのため、新しいPythonをインストールするのが一般的です。
デフォルトのPython
Ubuntu 18.04の場合、デフォルトではPython 3.6.9がインストールされています。しかし、このPython 3.6.9をそのまま使ってはダメということです。なぜなら、このPythonを使うとOSの安定性を損なうことがあり得るからです。
新しいPythonのインストール
新しいPythonをインストールするには、以下の手順を実行します。
$ sudo apt update
$ sudo apt install build-essential libbz2-dev libdb-dev \\
libreadline-dev libffi-dev libgdbm-dev liblzma-dev \\
libncursesw5-dev libsqlite3-dev libssl-dev \\
zlib1g-dev uuid-dev tk-dev
$ wget [PythonのダウンロードURL]
$ tar xJf [ダウンロードしたPythonのファイル名]
$ cd [解凍したPythonのディレクトリ名]
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
これで、新しいPythonがインストールされます。
インストールの確認
インストールが成功したかどうかを確認するには、以下のコマンドを実行します。
$ python3 -V
$ which python3
これで、Pythonのバージョンが更新され、新しいPythonが利用できるようになります。
以上、Ubuntu環境でPythonをアップデートする方法についての説明でした。この情報が役立つことを願っています。.