1. venv仮想環境の作成
まずは、適当な場所に新しいディレクトリを作成します。そして、VSCodeの「File」メニューから「Open Folder」を選択して、作成したディレクトリを開きます。次に、「Terminal」メニューから「New Terminal」を選択し、新しいターミナルを起動します。そして、以下のコマンドを実行して、venvの仮想環境を作成します。
python -m venv project_env
2. VSCodeでのインタープリタの設定
VSCodeでワークスペースディレクトリ(venvを含むディレクトリ)を開きます。次に、「Ctrl」 + 「Shift」 + 「p」でコマンドパレットを開き、「Python Interpreter」などと打ち込みます。
3. 仮想環境の選択
VSCodeの左下に表示される「Python X.X.X 64-bit (‘venv’: venv)」という部分をクリックし、使用する仮想環境を選択します。
4. 仮想環境の利点
仮想環境はプロジェクトに固有であり、プロジェクトフォルダで管理されます。そのフォルダには、環境のインストール済みのライブラリの他に、ファイルシステムの他の場所にある環境の「基本インタープリタ」へのパスを示すpyvenv.cfgファイルが格納されます。
仮想環境を使用する利点は、時間の経過とともにプロジェクトの開発が進んでも、プロジェクトの正確な依存関係が常に仮想環境に反映されるということです。
以上が、Visual Studio CodeでPythonのvenv仮想環境を設定する方法になります。これにより、Pythonプロジェクトの開発がより効率的になります。.