Windows 10以降では、Microsoft StoreからPythonをインストールすることができます。この記事では、その手順を詳しく説明します。
Pythonのインストール
- スタートメニュー(左下のWindowsアイコン)に移動し、「Microsoft Store」と入力してリンクを選択し、ストアを開きます。
- ストアが開いたら、右上のメニューから[検索]を選択し、「Python」と入力します。
- [アプリ]の下の結果から使用するバージョンのPythonを選択します。特にそれ以外の理由がない限り(作業予定の既存のプロジェクトで使用されるバージョンと合わせるなど)、最新版を使用することをお勧めします。
- インストールするバージョンを決定したら、[Get](取得)を選択します。
Pythonの実行
Pythonがダウンロードとインストールのプロセスを完了したら、スタートメニュー(左下のWindowsアイコン)を使用してWindows PowerShellを開きます。PowerShellが開いたら、python --version
を入力して、マシンにPython3がインストールされていることを確認します。
注意点
Windows 10にはStoreにあるアプリを優先して実行するような機能があり、インストールしてない場合にはStoreを開くようです。しかし、この機能は邪魔以外の何物でもないと感じる方もいるかもしれません。その場合、以下の手順でPythonコマンド実行時にMicrosoft Storeを開かずに自分がインストールしたPythonを実行する方法を試してみてください。
- Windows 10の設定アプリを開き、「アプリと機能」欄にある「アプリ実行エイリアス」を開きます。
- 下のほうに「アプリ インストーラー python.exe」という項目がバージョン毎に二つあるのがわかるはずです。
- Pythonにあるスイッチを二つともオフにしてこの画面を閉じます。
これで、pythonコマンドを実行してもMicrosoft Storeは開かれずに自分がインストールしたPythonが実行されるはずです。
以上がWindowsストアからPythonをインストールし、実行する方法です。これでPythonの学習を始めることができます。Happy coding!