VS Codeを使ってPythonのデバッグを行う方法について説明します。この記事は、VS Codeの基本的なデバッグ機能と、Pythonのデバッグに特化した設定方法について説明します。
VS CodeでPythonのデバッグを開始する
まず、VS CodeでPythonのデバッグを開始するには、Pythonインタープリターを選択する必要があります。Pythonインタープリターの選択は、VS Codeの上部にある「Pythonインタープリターの選択」ボタンをクリックすることで行えます。
ブレークポイントの設定
次に、デバッグを行う際にはブレークポイントを設定します。ブレークポイントは、プログラムの実行を一時停止するポイントを指定するもので、これによりプログラムの特定の箇所での動作を詳細に確認することができます。ブレークポイントの設定は、エディタで設定したい行の左端をクリックすることで行えます。
デバッグ操作
デバッグを開始すると、VS Codeの上部にデバッグ操作バーが表示されます。このバーには、以下の操作があります:
- Continue: 次のブレークポイントまでプログラムを実行
- Step Over: プログラムを一行だけ実行
- Step Into: 関数が呼ばれるとその中に入ってプログラムを実行
- Step Out: 入っている関数から抜け出す
- Restart: 一度プログラムの実行をやめて、再び実行を始める
- Stop: プログラムの実行を終了する
これらの操作を使って、プログラムの動作をステップバイステップで確認することができます。
まとめ
VS Codeを使ってPythonのデバッグを行う方法について説明しました。VS Codeのデバッグ機能を活用することで、Pythonのコードの問題点を効率的に特定し、修正することができます。