PythonのWeb開発フレームワークであるFlaskとVSCodeを使用したデバッグ環境の構築について説明します。
環境構築
まずは、Flaskのインストールから始めます。pip環境下なら以下のコマンドでインストールできます。
pip install flask
次に、Flaskの動作確認を行います。以下のようなコードをhello.py
という名前のファイルに書き込みます。
from flask import Flask
app = Flask(__name__)
@app.route("/")
def hello_world():
return "<p>Hello, World!</p>"
このコードを実行するには、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
flask --app hello run
デバッグ設定
VSCodeでデバッグを行うためには、まずデバッグ設定を行う必要があります。VSCodeの左側にある虫のマークをクリックしてデバッグ画面に移動し、「launch.jsonファイルを作成します」をクリックします。
その後、「デバッグ構成を選択する」にて「Flask」を選択します。ここではhello.py
を指定します。
デバッグ実行
設定が完了したら、hello.py
にタブを移し、F5キーを押してみましょう。ウェブページが表示されれば成功です。
以上がVSCodeでPython Flaskをデバッグする方法です。この設定を行うことで、F5キーだけでデバッグ起動し、コードの変更を保存&更新のみで反映することができます。