ReactJSは、Web開発において非常に人気のあるJavaScriptのライブラリです。ReactJSは、UIの開発をシンプルで効率的に行うことができ、その中でもHooksは、コンポーネントをより機能的にするために導入されました。この記事では、Hooksの一つであるuseStateを使って、簡単なToDoアプリを作る方法を解説します。

useStateとは何ですか?

useStateは、ReactJSのHooksの一つで、Reactコンポーネントの状態を保存するために使用されます。useStateを使用すると、コンポーネントの状態を更新することができます。useStateは、クラスコンポーネントのsetStateに相当するものですが、よりシンプルで直感的な使い方ができます。

ToDoアプリの作成

さて、ReactJSのHooksでuseStateを使用して、簡単なToDoアプリを作ってみましょう。以下の手順に従って進めていきます。

1. ファイルの作成

まず、新しいフォルダを作成し、その中にindex.htmlとapp.jsの2つのファイルを作成します。index.htmlファイルには、ReactJSを読み込むためのスクリプトタグを追加し、app.jsファイルにはReactJSのコードを書いていきます。

2. ReactJSのインストール

ReactJSを使用するために、npmを使用してReactJSをインストールします。以下のコマンドを実行してください。

npm install react
npm install react-dom

3. ToDoアプリの作成

app.jsファイルに、以下のコードを追加してください。

import React, { useState } from "react";
import ReactDOM from "react-dom";

function App() {
  const [todos, setTodos] = useState([]);

  const handleSubmit = (event) => {
    event.preventDefault();
    const newTodo = event.target.todo.value;
    setTodos([...todos, newTodo]);
    event.target.todo.value = "";
  };

  return (
    <div>
      <h1>ToDo List</h1>
      <form onSubmit={handleSubmit}>
        <input type="text" name="todo" />
        <button type="submit">Add ToDo</button>
      </form>
      <ul>
        {todos.map((todo) => (
          <li key={todo}>{todo}</li>
        ))}
      </ul>
    </div>
  );
}

ReactDOM.render(<App />, document.getElementById("root"));

上記のコードは、Appコンポーネントを定義し、useStateを使用してtodosという配列の状
態を管理します。また、handleSubmit関数は、フォームが送信されたときに実行され、入力されたテキストをtodos配列に追加します。

最後に、ReactDom.render関数を使用して、AppコンポーネントをrootというIDを持つ要素にレンダリングします。

4. ToDoアプリの動作確認

index.htmlファイルを開き、以下のコードを追加してください。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="UTF-8" />
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
    <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="ie=edge" />
    <title>ReactJS ToDoアプリ</title>
  </head>
  <body>
    <div id="root"></div>
    <script src="app.js"></script>
  </body>
</html>

上記のコードは、ReactJSのコードを含むapp.jsファイルを読み込み、ReactJSのコードがレンダリングされる要素であるrootというIDを持つdivを作成します。

index.htmlファイルをブラウザで開き、ToDoアプリが動作することを確認してください。

まとめ

この記事では、ReactJSのHooksの一つであるuseStateを使用して、簡単なToDoアプリを作成する方法を解説しました。useStateは、Reactコンポーネントの状態を保存するために使用され、非常にシンプルで直感的な使い方ができます。今回のToDoアプリでは、useStateを使用して、配列の状態を管理し、フォームから入力されたテキストを配列に追加することができました。これをベースに、より高度なReactアプリケーションの開発に役立てていただければ幸いです。

投稿者 admin

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