PythonをWindowsで使用する際、環境変数PATHを設定すると、コマンドプロンプトからPythonプログラムを実行するのが便利になります。ここでは、その設定方法を解説します。

環境変数PATHの設定方法

Pythonで記述したプログラムを実行する際に必要となるpython.exeは、Pythonをインストールしたディレクトリに保存されています。任意のディレクトリからpython.exeを実行するには、python.exeが保存されているディレクトリへPATHを設定しておきます。

例えば、PythonをC:\\pg\\Python311ディレクトリにインストールしている場合、このディレクトリをPATHに追加します。

環境変数の設定手順

以下に、Windows 11の環境でPATHを設定する手順を示します。

  1. タスクバー上の「スタート」を右クリックしてください。
  2. 表示されたメニューの中から「設定」をクリックしてください。
  3. 「設定」画面が表示されたら、左側メニューの中から「システム」をクリックしてください。
  4. そのあとで「バージョン情報」をクリックしてください。
  5. 次の画面で「システムの詳細設定」をクリックしてください。
  6. 「システムのプロパティ」画面が表示されたら、「環境変数」をクリックしてください。

環境変数の確認方法

設定が正しく行われたかを確認するために、コマンドプロンプトを起動し、次のように入力して実行します。

python -V

Pythonのバージョンが表示されれば、PATHは正常に設定されています。

以上が、WindowsでPythonの環境変数を設定する方法です。これにより、Pythonプログラムをより簡単に実行できるようになります。

投稿者 admin

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