PythonをWindows 10で利用する際、環境変数の設定は重要なステップとなります。ここでは、Pythonの環境変数を設定する手順を説明します。

環境変数PATHの設定

Pythonで記述したプログラムを実行する際に必要となるpython.exeは、Pythonをインストールしたディレクトリに保存されています。任意のディレクトリからpython.exeを実行するには、python.exeが保存されているディレクトリへのPATHを設定しておきます。

例えば、PythonをC:\\pg\\Python311ディレクトリにインストールしている場合、このディレクトリをPATHに追加します。

PATHの設定方法

以下に、Windows 10の環境でPATHを設定する手順を示します。

  1. タスクバー上の「スタート」を右クリックしてください。
  2. 表示されたメニューの中から「設定」をクリックしてください。
  3. 「設定」画面が表示されたら、左側メニューの中から「システム」をクリックしてください。
  4. そのあとで「バージョン情報」をクリックしてください。
  5. 次の画面で「システムの詳細設定」をクリックしてください。
  6. 「システムのプロパティ」画面が表示されたら、「環境変数」をクリックしてください。

これで、Pythonで使用するプログラムが保存されているディレクトリをPATHに追加することができました。

PATHが正常に設定されたかの確認

設定が正常に行われたかを確認するために、コマンドプロンプトを起動し、次のように入力して実行します。

python -V

Pythonのバージョンが表示されれば、PATHは正常に設定されています。

以上が、Windows 10におけるPythonの環境変数設定の手順です。これにより、Pythonのプログラムを任意のディレクトリから実行することが可能となります。

投稿者 admin

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