VSCodeでは、Pythonのコードを保存時に自動的にフォーマットすることが可能です。これにより、コードの可読性が向上し、開発効率が大幅に向上します。
フォーマッターの選択
まず、VSCode Marketplaceから適切なフォーマッターを選択します。Microsoftは以下のフォーマッターを提供しています。
- autopep8
- Black formatter
また、コミュニティから提供されているフォーマッターもあります。
- Ruff
- yapf
フォーマッターの設定
フォーマッターをインストールしたら、VSCodeの設定でPythonファイルのデフォルトのフォーマッターとして選択します。具体的には、以下の手順で設定します。
- VSCodeでPythonファイルを開きます。
- エディターを右クリックしてコンテキストメニューを表示します。
- 「Format Document With…」を選択します。
- 「Configure Default Formatter…」を選択します。
- リストから好みのフォーマッターを選択します。
また、すべてのPythonファイルに対してデフォルトのフォーマッターを設定するには、ユーザーのsettings.jsonファイルの「editor.defaultFormatter」を設定します。
保存時の自動フォーマット
コードを保存するときに自動的にフォーマットするには、ユーザーのsettings.jsonファイルに以下の設定を追加します。
"[python]": {
"editor.formatOnSave": true
}
これで、Pythonファイルを保存するたびに、選択したフォーマッターが自動的に適用されます。
以上がVSCodeでPythonのコードを保存時に自動フォーマットする方法です。これにより、Pythonのコードの可読性と一貫性が向上し、より効率的なコーディングが可能になります。