Visual Studio Code(VS Code)は、Microsoftが開発した無料のソースコードエディタです。Pythonなどの多くのプログラミング言語をサポートしており、デバッグ、Gitコントロール、シンタックスハイライト、インテリジェントなコード補完などの機能を備えています。
Pythonファイルを引数付きで実行するためには、VS Codeの設定ファイルlaunch.json
を編集する必要があります。しかし、毎回launch.json
を変更するのは面倒かもしれません。そこで、VS Codeでは複数の設定を保存し、必要に応じて選択することが可能です。
以下に、Pythonファイルを引数付きで実行するための設定方法を示します。
- VS Codeのデバッグペインを開きます。
- 赤で囲まれた設定ボタンをクリックするか、青いリンク「launch.jsonファイルを作成」をクリックします。
- これにより、デバッグ設定を含む
launch.json
ファイルが作成されます。 - このファイルを編集し、
args
キーワードに引数を追加します。引数はキーバリューペア形式で追加し、異なる引数のセットに対して複数の設定を追加することができます。
以下に、launch.json
の例を示します。
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"name": "Python: Current File with my args",
"type": "python",
"request": "launch",
"program": "${file}",
"args": [ "--username", "Jeremy", "--account", "Stackoverflow" ],
"console": "integratedTerminal"
},
{
"name": "Python: Current File with UserName arg",
"type": "python",
"request": "launch",
"program": "${file}",
"args": ["${env:USERNAME}"],
"console": "integratedTerminal"
}
]
}
この設定を保存した後、デバッグペインのドロップダウンリストから必要な設定を選択し、Pythonスクリプトを実行します。
以上が、Visual Studio CodeでPythonファイルを引数付きで実行する方法です。この情報が皆さんのPythonプログラミングに役立つことを願っています。.