VS CodeはMicrosoft社が開発したソースコードエディタで、Pythonのコードを実行するための便利なツールが多数用意されています。ここでは、VS Codeを使ってPythonの関数を実行する基本的な手順を紹介します。
Python関数の定義と実行
まず、Pythonの関数を定義します。以下にフィボナッチ数列を計算する関数の例を示します。
def fib(n):
if n == 0:
return 0
if n == 1:
return 1
return fib(n - 2) + fib(n - 1)
この関数をVS Codeで実行するには、まずVS Codeのターミナルを開きます。ターミナルはエディタの上部にあるメニューバーから表示 > ターミナル
を選択することで開くことができます。
ターミナルが開いたら、Pythonのインタプリタを起動します。Pythonのインタプリタはターミナルでpython
と入力することで起動できます。
次に、先ほど定義した関数を実行します。ターミナルで以下のように入力します。
>>> fib(10)
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これで、VS Codeを使ってPythonの関数を実行することができました。
VS Codeのデバッグ機能
VS Codeにはデバッグ機能も備わっています。デバッグ機能を使うと、コードの実行を一時停止したり、ステップ実行を行ったりすることができます。
デバッグを開始するには、まずブレークポイントを設定します。ブレークポイントはコードの実行を一時停止する箇所を指定するためのものです。
ブレークポイントを設定したら、F5
キーを押すか、メニューバーから実行 > デバッグの開始
を選択することでデバッグを開始できます。
以上がVS Codeを使ってPythonの関数を実行する基本的な手順です。VS Codeは多機能なエディタであり、Pythonのコードを効率よく実行するための強力なツールです。.