Pythonは、機械学習やデータ分析などデータサイエンス分野やAI(人工知能)を用いた開発などで幅広く利用されているプログラム言語です。しかし、Pythonのバージョン管理は難しく、特に古いバージョンのPythonをアンインストールする必要がある場合、完全に削除するのは一筋縄ではいきません。
以下に、WindowsでPython 2.7を完全にアンインストールする手順を示します。
ステップ1: アンインストールの実行
まずは、Pythonをアンインストールします。Windowsの設定の「アプリと機能」からPythonをアンインストールすることができます。具体的な手順は以下の通りです。
- Windowsの設定の「アプリと機能」を開きます。
- 表示されるアプリの一覧から、アンインストールするPythonを選択します。
- 「アンインストール」をクリックします。
ステップ2: 関連フォルダの削除
次に、関連するフォルダを手動で削除します。具体的には、以下の2つのフォルダを削除します。
C:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Programs¥Python
内の該当バージョンのフォルダC:¥Users¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥pip
ステップ3: 環境変数PathからPythonフォルダを削除
最後に、環境変数PathからPythonのフォルダを削除します。具体的な手順は以下の通りです。
- システムの詳細設定を開きます。
- 「環境変数」のボタンをクリックします。
- Pathを選択して、「編集」をクリックします。
- 以下の2つのパスを選択して、削除をクリックします。
C:¥User¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Programs¥Python¥Python〇〇
C:¥User¥<ユーザー名>¥AppData¥Local¥Programs¥Python¥Python〇〇¥Scripts¥
以上で、Python 2.7の完全なアンインストールが完了します。これらの手順を踏むことで、Pythonのバージョン管理をよりスムーズに行うことができます。