VBAからPythonスクリプトを実行する方法はいくつかありますが、ここでは主に2つの方法を紹介します。
方法1: Shell関数を使用する
VBAのShell関数を使用して、Pythonスクリプトを実行することができます。以下にその例を示します。
Sub runpython()
Dim Ret_Val
Dim args As String
args = "W:\\programming\\python\\other_py\\sqrt.py"
Ret_Val = Shell("C:\\Program Files (x86)\\python27\\python.exe" & " " & args, vbNormalFocus)
If Ret_Val = 0 Then
MsgBox "Couldn't run python script!", vbOKOnly
End If
End Sub
このコードでは、Pythonスクリプトのパスを指定し、それをShell関数で実行しています。スクリプトの実行が成功すると、Ret_ValにはプロセスIDが返されます。
方法2: WshShellオブジェクトを使用する
WshShellオブジェクトを使用して、Pythonスクリプトを実行することもできます。以下にその例を示します。
Dim wsh As WshShell
Set wsh = CreateObject (“WScript.Shell”)
Dim cmd_str As String
cmd_str = “python C:\\Users\\ユーザー名\\Desktop\\sample.py “
Call wsh.Exec ( cmd_str)
このコードでは、WshShellオブジェクトを作成し、Execメソッドを使用してPythonスクリプトを実行しています。
以上、VBAからPythonスクリプトを実行する2つの方法を紹介しました。これらの方法を活用して、VBAとPythonの連携を深めてみてください。