VBAとPythonの比較
エクセル業務でプログラムを学ぶなら、VBAが楽です。VBAを学ぶツール (本や動画講座)が非常に多く揃っていることや、エクセル自体に組み込まれているので直感的な操作を通して学びやすいです。しかし、プログラムを覚えるという点で難易度が低いのはPythonの方と思います。理由は、コードを記載するときに、より簡単にコード記入ができるからです。
エクセル業務をする点ではVBA
エクセルをプログラムで動かすことを考えるとVBAの方が楽です。Pythonは外部ソフトでエクセルをいじりますので、環境構築から始まり、デバッグ (バグだし)に至るまで面倒ですし、Pythonでエクセルを動かす情報はまだ十分ではないと思います。
処理速度が早いのはPython
処理速度が早いのはPythonです。エクセルを開くことなく処理するのでかなり早いです。
社内で共有するならVBA
作ったプログラムを社内で共有して、誰でも使えるようにするならVBAの方が有利です。理由はVBAはエクセルファイルの保存形式を変えるだけで誰でも使えるからです。
どっちを学ぶべきか？
技術者やエクセル以外の業務をやりたい人は、Pythonを学ぶべきと思います。Pythonを学んでおけば、その後プログラムに応用が効くからです。一方、エクセル業務中心の人には、VBAが向いています。
PythonからVBAの呼び出し
PythonからVBAを呼び出すためには、win32com.clientモジュールを使用します。これにより、PythonスクリプトからExcelのVBAコードを実行できます。
エクセルのボタンクリックでPythonを実行
エクセルのボタンクリックでPythonを実行させることができます。これにより、エクセルから必要なPythonプログラムを動かせるようになります。
以上、VBAとPythonの比較とそれぞれの利点について説明しました。これらの情報が、あなたのエクセル業務の効率化に役立つことを願っています。.