VSCodeのlaunch.jsonは、デバッグ実行の設定ファイルです。このファイルは、VSCodeでデバッグを行うための設定を記述します。

launch.jsonの作成方法

  1. デバッグしたいファイルを開いてアクティブにします。
  2. 「実行とデバッグ」をクリックします。
  3. 「launch.jsonファイルを作成します」をクリックします。

開いているファイルを検知し、何をデバッグしたいか候補が出てきます。選択した項目で自動でlaunch.jsonを作成してくれます。

launch.jsonの設定

launch.jsonに設定する項目は以下のようなものがあります。

  • name: デバッグ実行の名前
  • type: 使用するDebugger
  • request: デバッグ実行のモード (launchかattach)
  • program: デバッグ対象のプログラムのパス
  • console: デバッグの結果を出力するコンソール
  • cwd: 現在の作業ディレクトリ
  • args: デバッグ実行時に渡される引数

定義済みの変数

launch.jsonには事前定義された変数を利用することができます。変数は、${変数名}で定義済みの変数が使えます。例えば以下のような変数が定義されています。

  • ${file}: 現在開いているファイルのパス
  • ${fileBasename}: 現在開いているファイル名
  • ${workspaceFolder}: VSCodeで開いているフォルダのパス
  • ${workspaceFolderBasename}: VSCodeで開いているフォルダ名
  • ${cwd}: 現在の作業ディレクトリ

デバッグ実行

実際に作成したlaunch.jsonでPythonのデバッグ実行をしてみます。launch.jsonファイルがあると、デバッグ実行のプルダウンに設定した名前が出てくるようになります。実行したい設定を選んで、デバッグ実行を開始します。デバッグ実行が始まればブレイクポイントを置いたり、ステップ実行や変数の値を確認したりが可能になります。

まとめ

VSCodeのlaunch.jsonは、デバッグ実行の設定ファイルであり、Pythonのデバッグ実行に利用できます。設定方法や利用方法を理解し、効率的なデバッグを行いましょう。

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投稿者 admin

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