VBAからPythonへのコード変換は、Pythonのライブラリであるxlwingsを使用することで可能となります。以下にその手順を示します。
xlwingsのインストール
まずはじめに、xlwingsをインストールします。以下のコマンドを実行します。
pip install xlwings
Pythonプログラムの作成
次に、Pythonプログラムを作成します。以下は一例です。
# ライブラリ設定
import xlwings as xw
# mainプログラムの実行
def main():
# pythonとエクセルを接続
wb = xw.Book.caller()
# Sheet1に数値を出力
ws = wb.sheets('Sheet1')
for i in range(2, 6):
ws.range('B' + str(i)).value = i
# エクセルファイルを「Sample1.xlsm」として保存
wb.save(r'D:\\DropBox\\Dropbox\\Python\\Program\\100_Excel\\199_Python_from_VBA\\Sample1.xlsm')
このプログラムは、ExcelのSheet1のB2からB5までのセルに2から5までの数値を出力し、その結果をSample1.xlsm
という名前のExcelファイルとして保存します。
VBAプログラムの作成
最後に、VBAプログラムを作成します。このプログラムは、Pythonプログラムを呼び出すためのものです。
以上が、VBAからPythonへのコード変換の基本的な手順です。これにより、VBAのコードをPythonに置き換えることなく、Pythonのプログラムを実行することが可能となります。これは、VBAの知識がない人でもPythonのプログラムを利用できるという大きなメリットをもたらします。