Javaで可変長引数(Variable-Length Arguments)を使用する際、その基本的な構文や使い方について理解することは重要です。可変長引数は、メソッドが異なる数の引数を受け入れるための柔軟な機能を提供します。以下は、可変長引数を使用する際のポイントです。

基本構文

可変長引数は、メソッドの引数宣言で三点リーダー(…)を使用して表されます。

public void myMethod(int... numbers) {
    // メソッドの本体
}

上記の例では、myMethodメソッドは可変長のint型引数を受け入れることができます。

使用例

public class VariableArgumentsExample {

    public static void main(String[] args) {
        VariableArgumentsExample example = new VariableArgumentsExample();
        example.printNumbers(1, 2, 3);
        example.printNumbers(4, 5, 6, 7, 8);
    }

    public void printNumbers(int... numbers) {
        System.out.println("受け取った数値:");
        for (int num : numbers) {
            System.out.print(num + " ");
        }
        System.out.println();
    }
}

注意点

  • 可変長引数は、メソッドの最後の引数としてのみ使用できます。例えば、次のような宣言はコンパイルエラーとなります。

    java
    // コンパイルエラー
    public void invalidMethod(int... numbers, String text) {
    // メソッドの本体
    }

  • 可変長引数を使用する場合、メソッド内で引数の型に応じた処理を行う必要があります。

可変長引数を上手に利用することで、異なる数の引数を柔軟に受け入れるメソッドを実装できます。これは特に、ライブラリやフレームワークの開発などで便利な機能となります。

投稿者 admin

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