VTKはC++で実装されており、Pythonラッパーを通じてPythonで利用可能です。VTKのdoxygenドキュメンテーションはC++ APIから派生していますが、対応するPython APIは同じクラスとメソッドを使用します。ただし、ラッピングがどのように構築されるかについてはいくつかの規約があります。
たとえば、クラスの利用可能なメソッドをすばやく調べるには、help
メソッドを使用できます。
import vtk
help(vtk.vtkSphereSource)
これにより、vtkSphereSource
オブジェクトに関する情報が表示されます。このクラスは、原点を中心に指定した半径の球を作成します。緯度(phi)と経度(theta)の両方の方向で解像度(多角形の離散化)を指定できます。また、最大のphiとtheta角を指定することで部分的な球を作成することも可能です。
PythonでVTKを使用する方法についての詳細な説明は、専用のセクションを参照してください。