ReactでWebサイトを開発する際に、コードを修正した場合に毎回手動でリロードするのは面倒です。そこで、この記事ではReactでWebサイトの自動リロードを実現する方法を紹介します。
React Hot Loaderとは
React Hot Loaderは、Reactで開発されたコンポーネントを編集するときに、変更が即座に反映されるようにするためのライブラリです。Reactのコンポーネントをホットリロードすることで、手動でリロードする手間を省き、開発効率を上げることができます。
React Hot Loaderのインストール
React Hot Loaderをインストールするには、まず以下のコマンドを実行します。
npm install --save-dev react-hot-loader
次に、webpack.config.jsファイルに以下の設定を追加します。
module.exports = {
// ...省略...
module: {
rules: [
{
test: /\.(js|jsx)$/,
use: ['babel-loader', 'react-hot-loader/webpack'],
exclude: /node_modules/,
},
],
},
// ...省略...
resolve: {
alias: {
'react-dom': '@hot-loader/react-dom',
},
},
// ...省略...
};
これでReact Hot Loaderがインストールされ、設定が完了しました。
React Hot Loaderの使用方法
React Hot Loaderを使用するには、まずコンポーネントを以下のように修正します。
import React from 'react';
import { hot } from 'react-hot-loader/root';
const App = () => {
return (
<div>
<h1>Hello, World!</h1>
</div>
);
};
export default hot(App);
これで、AppコンポーネントがReact Hot Loaderでラップされ、変更が即座に反映されるようになります。
まとめ
React Hot Loaderを使用することで、ReactでWebサイトを開発する際の開発効率を上げることができます。React Hot Loaderは、webpack.config.jsファイルに設定を追加することで簡単に導入することができます。コンポーネントをReact Hot Loaderでラップすることで、変更が即座に反映されるようになります。是非、React Hot Loaderを使って開発効率を上げてみてください。