MySQLではさまざまなデータ型がサポートされていますが、その中でもニッチなデータ型について知っておくと便利です。一般的なINTやVARCHARはよく知られていますが、以下の2つのデータ型について詳しく見ていきましょう。
TINYINTの利用
TINYINTは小さい整数値を格納するためのデータ型です。通常、TINYINT(1)は真偽値を表現するのに使用されます。これは、BOOLEAN型の代替として利用できます。例えば、ユーザーテーブルでアクティブなユーザーを示す場合、TINYINT(1)を使用しています。
CREATE TABLE users (
id INT PRIMARY KEY,
username VARCHAR(255),
is_active TINYINT(1)
);
SET型の特殊な用途
SET型は、指定された文字列の集合から複数の値を選択できるデータ型です。この型は、特定の列に対して複数の選択肢がある場合に便利です。例えば、ユーザーが好きな色を複数選択できる場合、SET型を使用できます。
CREATE TABLE preferences (
user_id INT,
favorite_colors SET('Red', 'Green', 'Blue')
);
これらのデータ型を使いこなすことで、データベースの柔軟性を向上させ、効果的なデータの格納と検索を行うことができます。