Pythonをコマンドプロンプトから実行するためには、環境変数PATHにPythonのインストールディレクトリを追加する必要があります。以下にその手順を説明します。

Pythonの実行ファイルを見つける

まず、Pythonの実行ファイルpython.exeが保存されているディレクトリを見つける必要があります。このディレクトリのパスが、環境変数PATHに追加するものです。

Pythonの実行ファイルは、Pythonをインストールしたディレクトリ、例えばC:\\Python\\AppData\\フォルダなどに存在する可能性があります。

環境変数PATHにPythonのパスを追加する

Pythonの実行ファイルのパスを見つけたら、次にそのパスを環境変数PATHに追加します。Windows 11の場合、以下の手順でPATHを設定できます。

  1. タスクバー上の「スタート」を右クリックしてください。
  2. 表示されたメニューの中から「設定」をクリックしてください。
  3. 「設定」画面が表示されたら、左側メニューの中から「システム」をクリックしてください。
  4. そのあとで「バージョン情報」をクリックしてください。
  5. 次の画面で「システムの詳細設定」をクリックしてください。
  6. 「システムのプロパティ」画面が表示されたら、「環境変数」をクリックしてください。
  7. 「環境変数」の画面が表示されます。この画面でPATHの設定を行います。

以上で、Pythonの実行ファイルが保存されているディレクトリを環境変数PATHに追加することができました。

確認

最後に、設定が正しく行われたか確認します。コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行します。

python -V
pip -V

これらのコマンドが正しく実行され、Pythonとpipのバージョンが表示されれば、PATHの設定は正常に行われています。

以上が、WindowsでPythonのPATHを設定する方法になります。これにより、任意のディレクトリからPythonを実行することが可能になります。

投稿者 admin

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