TypeScriptプロジェクトでHTTPリクエストを行う際、node-fetchは便利なツールの一つです。node-fetchを使用することで、サーバーとの通信や外部APIへのアクセスが簡潔かつ効果的に行えます。この記事では、TypeScriptとnode-fetchを組み合わせてHTTPリクエストを行う基本的な手法について解説します。

インストール

まず最初に、node-fetchをプロジェクトにインストールします。以下のコマンドを使って、npmパッケージとしてnode-fetchを追加します。

npm install node-fetch

基本的な使い方

import fetch from 'node-fetch';

async function fetchData() {
    const url = 'https://api.example.com/data';

    try {
        const response = await fetch(url);
        const data = await response.json();

        console.log('取得したデータ:', data);
    } catch (error) {
        console.error('エラーが発生しました:', error);
    }
}

fetchData();

上記の例では、node-fetchを使って指定したURLからデータを取得しています。fetch関数はPromiseを返し、awaitを使用して非同期に処理を待機します。

カスタムオプションの追加

node-fetchを使ってHTTPリクエストを送信する際、カスタムオプションを指定することができます。以下は、HTTPメソッドやヘッダーを指定する例です。

import fetch from 'node-fetch';

async function sendRequest() {
    const url = 'https://api.example.com/post-data';

    const options = {
        method: 'POST',
        headers: {
            'Content-Type': 'application/json',
            'Authorization': 'Bearer YOUR_ACCESS_TOKEN',
        },
        body: JSON.stringify({
            key1: 'value1',
            key2: 'value2',
        }),
    };

    try {
        const response = await fetch(url, options);
        const data = await response.json();

        console.log('レスポンスデータ:', data);
    } catch (error) {
        console.error('エラーが発生しました:', error);
    }
}

sendRequest();

これで、node-fetchを使用してTypeScriptプロジェクトでHTTPリクエストを行う基本的な手法について学びました。node-fetchの公式ドキュメントも参照しながら、プロジェクトに適した方法でHTTP通信を実装してみてください。

投稿者 admin

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