AWS Cloud9はクラウド上に統合開発環境 (IDE)を構築することができるサービスです。この記事では、AWS Cloud9上でPythonの開発環境を構築し、実際にプログラムを作成・実行する方法を紹介します。
Pythonのインストール
まずは、AWS Cloud9 IDE のターミナルセッションで、 python --version
コマンドを実行して Python がインストール済みであるかどうかを確認します。Python がインストール済みである場合は、次のステップに進んでください。Pythonがインストールされていない場合は、以下のコマンドを実行してPythonをインストールします。
sudo yum -y update
sudo yum -y install python3
Pythonコードの作成
次に、AWS Cloud9 IDEで新しいPythonファイルを作成します。以下のコードを入力し、ファイル名を「hello.py」として保存します。
import sys
print('Hello, World!')
print('The sum of 2 and 3 is 5.')
sum = int(sys.argv[1]) + int(sys.argv[2])
print('The sum of {0} and {1} is {2}.'.format(sys.argv[1], sys.argv[2], sum))
Pythonコードの実行
作成したPythonファイルを実行するためには、AWS Cloud9 IDE のメニューバーで、 [ Run (実行) ]、 [ Run Configurations (実行設定) ]、 [ New Run Configuration (新しい実行設定)] の順に選択します。そして、「command」欄に、 hello.py 5 9
を入力します。最後に、 [ Run (実行)] を選択して、出力を確認します。
以上が、AWS Cloud9上でPythonを実行する基本的な手順です。これにより、クラウド上でPythonの開発環境を簡単に構築し、プログラムを作成・実行することが可能になります。.