AWS Lambdaでは、Pythonの外部モジュールを使用するためには特定の手順を踏む必要があります。ここでは、その手順を詳しく説明します。
外部モジュールの準備
まず、使用したいPythonライブラリをローカル環境にインストールします。ここでは例として、画像処理ライブラリのPillowを使用します。
$ pip install Pillow
モジュールのアップロード
次に、インストールしたライブラリをLambda関数と一緒にzipでアップロードします。これにより、Lambda関数内でライブラリを使用することが可能になります。
$ zip -r my_lambda_function.zip .
Lambda関数の設定
最後に、AWS Lambdaのコンソールからzipファイルをアップロードします。これで、Lambda関数からPillowなどの外部モジュールを使用することができます。
以上が、AWS LambdaでPythonの外部モジュールを使用する基本的な手順です。この手順は、Pillowだけでなく、NumPyやpandasなどの他のモジュールにも適用可能です。
注意点
一部のモジュール、特にC言語に依存するモジュール(例えば、Numpy)は、WindowsやMacでインストールしたものをそのままデプロイするとエラーが発生する可能性があります。そのため、これらのモジュールを使用する場合は、Amazon Linux 2などのLambdaがサポートする環境でモジュールをビルドすることをお勧めします。.