BlenderとPythonを組み合わせることで、3Dオブジェクトの生成と操作が可能になります。具体的には、Pythonを使用してプロシージャルなモデリング、ランダム化、パターン生成などが可能です。
以下に、Pythonを使用してBlenderで様々な形状の3Dオブジェクトを生成する基本的なコードを示します。
# 平面を生成する
import bpy
verts = [(0,0,0),(0,5,0),(5,5,0),(5,0,0)]
faces = [(0,1,2,3)]
mesh = bpy.data.meshes.new("Plane_mesh")
mesh.from_pydata(verts,[],faces)
mesh.update(calc_edges=True)
obj = bpy.data.objects.new("Plane", mesh)
obj.location = bpy.context.scene.cursor.location
bpy.context.scene.collection.objects.link(obj)
# 立方体を生成する
verts = [(0,0,0),(0,5,0),(5,5,0),(5,0,0),(0,0,5),(0,5,5),(5,5,5),(5,0,5)]
faces = [(0,1,2,3), (4,5,6,7), (0,4,5,1), (1,5,6,2), (2,6,7,3), (3,7,4,0)]
mesh = bpy.data.meshes.new("Cube_mesh")
mesh.from_pydata(verts,[],faces)
mesh.update(calc_edges=True)
obj = bpy.data.objects.new("Cube", mesh)
obj.location = bpy.context.scene.cursor.location
bpy.context.scene.collection.objects.link(obj)
このように、Pythonを使用してBlender内で3Dモデルを生成し、形状やパラメータを自動的に変更できます。これにより、手動での反復作業から解放され、クリエイティブ作業により集中できるようになります。
以上の例は基本的なものですが、PythonとBlenderの組み合わせは非常に強力で、より複雑な3Dモデリングタスクを自動化することも可能です。この組み合わせを理解し、活用することで、3Dモデリングの作業効率を大幅に向上させることができます。.