Blenderはオープンソースの3Dアニメーションソフトウェアであり、PythonからBlenderの機能を呼び出すことができるBlender Python APIのことを「bpy」と呼びます。この記事では、「bpy」を用いたオブジェクトデータを名称で取得する方法を紹介します。
bpy.data.objectsプロパティによる名称を用いたオブジェクトデータの取得
オブジェクトデータを名称で取得するには、bpy.data.objectsプロパティを使用します。以下にその基本的な構文と使い方を示します。
import bpy
# オブジェクト名を指定してオブジェクトを取得
SampleObject = bpy.data.objects["Cube"]
# オブジェクトの詳細を表示
print(f"Object:\n{SampleObject} {type(SampleObject)}")
print(SampleObject.name)
print(SampleObject.type)
print(SampleObject.mode)
このコードは、指定した名前のオブジェクトを取得し、その詳細を表示します。
bpy.context.active_objectプロパティによるアクティブなオブジェクトデータの取得
アクティブなオブジェクトデータを取得するには、bpy.context.active_objectプロパティを使用します。以下にその基本的な構文と使い方を示します。
import bpy
# アクティブなオブジェクトを取得
ActiveObject = bpy.context.active_object
# アクティブなオブジェクトの詳細を表示
print(f"Active Object:\n{ActiveObject} {type(ActiveObject)}")
このコードは、アクティブなオブジェクトを取得し、その詳細を表示します。
以上が、BlenderとPythonを用いてオブジェクトデータを取得する基本的な方法です。これらの方法を活用して、Blenderの機能をPythonから効率的に操作することができます。ぜひ試してみてください。.