Chromebookは、Google Chromeの使用をメインとするパソコンで、独自OSの「ChromeOS」を搭載し、安価で動作が軽いのが特徴です。また、簡単なプログラミングも可能なので、世界的なトレンドであるPythonの学習も可能。

ChromebookでPythonの開発環境を構築する5つの手順

  1. Linuxをセットアップ: ChromebookにLinux環境を構築します。設定アプリを開き、「Linux(ベータ版)」を選択して有効化します。
  2. Pythonのバージョンを確認: LinuxにはすでにPython2、Python3が入っているため、インストールは不要。以下のコマンドを入力して、 LinuxにインストールされているPython3のバージョンを確認してみましょう。
    python3 –version
  3. VSCodeをインストール: プログラミング学習では、コーディングに適したコードエディタがあると効率的です。そこで、 Linuxに対応した定番中の定番エディタである、「Visual Studio Code(VSCode)」をインストールしましょう。
  4. VSCodeを日本語化: VSCodeを起動すると、デフォルトでは表記が英語設定のままです。そこで、 日本語化パッケージをインストールして使いやすくしましょう。
  5. VSCodeを日本語入力できるように設定: 続いて、 VSCodeを日本語入力に対応させます。Linuxを起動し、以下のコマンドを入力してください。
    sudo apt-get install fcitx-mozc -y

以上が、ChromebookでPythonの開発環境を構築する5つの手順です。これらの手順を踏むことで、ChromebookでもPythonのプログラミングが可能となります。ただし、必要最低限のスペックなため、 重い処理やマルチタスクには向きません。また、独自OSのため WindowsやMacで使えるデスクトップアプリのほとんどは使えません。したがって、Chromebookは本格的なシステム開発よりも、 プログラミング学習用 として使うのが最適といえるでしょう。

投稿者 admin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です