Pythonでライブラリをインストールする際、一般的にはPyPIからpip install
を使用しますが、GitHubから直接インストールする方法もあります。この記事では、その手順を詳しく説明します。
GitHubから直接パッケージをインストールする方法
GitHubから直接パッケージをインストールするには、次のコマンドを使用します。
pip install git+[GitHubリポジトリのURL]
ここで、[GitHubリポジトリのURL]
はインストールしたいライブラリのGitHubリポジトリのURLを指定します。例えば、NumPyのリポジトリを指定する場合、次のようになります。
pip install git+https://github.com/numpy/numpy.git
また、特定のバージョンやブランチを指定してインストールすることも可能です。その場合、URLの末尾に@
をつけてバージョン名やブランチ名を指定します。例えば、NumPyのv1.21.2バージョンをインストールする場合、次のようになります。
pip install git+https://github.com/numpy/[email protected]
ローカルにあるパッケージをインストールする方法
ローカルにクローンしたパッケージをインストールする場合、次のコマンドを使用します。
pip install -e [パッケージのパス]
ここで、[パッケージのパス]
はsetup.py
ファイルが含まれたディレクトリを指定します。
以上がGitHubからPythonライブラリをインストールする基本的な手順です。これにより、PyPIに公開されていないライブラリや、特定のバージョンのライブラリを簡単にインストールすることができます。.