Google Colabは、ブラウザ上でPythonを記述、実行できる環境を提供しています。環境構築が不要で、GPUに料金なしでアクセスでき、簡単に共有できるため、学生からデータサイエンティスト、AIリサーチャーまで幅広く利用されています。
Google Colabの基本的な使い方
- Google Colabにアクセスします。
- 「ファイル」タブを押し、「ノートブックを新規作成」をクリックします。
これで、Pythonのコードを記述し、実行する準備が整いました。
Pythonコードの実行
以下のように、値を計算して変数に保存し、結果を出力するPythonスクリプトを記述できます。
seconds_in_a_day = 24 * 60 * 60
seconds_in_a_day
このコードを実行するには、セルをクリックして選択し、コードの左側にある実行ボタンをクリックするか、キーボードショートカット「command+return」または「Ctrl+Enter」を使用します。
Pythonライブラリの利用
Colabでは、よく使用されているPythonライブラリの機能をフルに活用して、データの分析と可視化を行えます。以下のコードセルでは、numpyを使用してランダムデータを生成し、matplotlibを使用して可視化しています。
import numpy as np
from matplotlib import pyplot as plt
ys = 200 + np.random.randn(100)
x = [x for x in range(len(ys))]
plt.plot(x, ys, '-')
plt.fill_between(x, ys, 195, where=(ys > 195), facecolor='g', alpha=0.6)
plt.title("Sample Visualization")
plt.show()
以上が、Google Colabを活用したPythonプログラミングの基本的な流れです。これを基に、さらに深くPythonを学んでいきましょう。