JenkinsでPythonスクリプトを実行しようとしたときに、”command not found”というエラーが出ることがあります。この問題は、PythonのパスがJenkinsに正しく認識されていないことが原因で、以下の手順で解決できます。

Pythonのパスを指定する

まず、Pythonの実行可能ファイルが存在するパスを確認します。これは通常、Pythonがインストールされているディレクトリにあります。例えば、pyenvを使用している場合、以下のようなコマンドで確認できます。

pyenv which python

これにより、Pythonの実行可能ファイルが存在するパス(例:${HOME}/.pyenv/versions/3.9.13/bin/python)が表示されます。

Jenkinsの環境変数にPythonのパスを追加する

次に、Jenkinsの環境変数にPythonのパスを追加します。これにより、JenkinsがPythonを正しく認識できるようになります。

Jenkinsの管理画面から「システムの設定」を選択し、次に「グローバル プロパティ」を選択します。ここで「環境変数」を追加し、Pythonのパスを追加します。

path=%path%;<Pythonの実行可能ファイルのパス>

これで、JenkinsからPythonを実行するときに”command not found”というエラーが出なくなるはずです。

以上が、JenkinsでPythonが見つからない問題を解決する方法です。これにより、Jenkinsを使ったPythonのCI/CDパイプラインをスムーズに構築できるようになります。

投稿者 admin

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