Pythonは組み込み開発、WEBアプリケーション、デスクトップアプリなど多方面で利用される今話題の言語の一つです。特に、AI（人工知能）や機械学習の分野では、Pythonが使われているケースが多く人気の言語といえるでしょう。
Pythonの特徴として、文法がシンプルで可読性が高く、コードの量は劇的に小さくなりやすいということがあります。そのため、教育言語としても利用されることが多い言語でもあります。
Pythonは多数のプラットフォームに対応していますが、今回は特にLinux環境でのPython使用方法をご紹介します。
Pythonのインストール
Linux系はディストリビューションによって標準でインストールされている場合があります。例えば、CentOS7の場合は、Linuxのパッケージ管理システムであるyum (Yellowdog Updater Modified) 自体がPython2で記述されているため標準でPython2が導入されています。
もし違うバージョンを使用したい場合は、まず、epelリポジトリを追加しておく必要があります。そして、以下のようなコマンドでPythonをセットアップします。
# yum install python34
動作確認
コンソールを起動して次のコマンドを打ってください。
# python3 –version
インストールしたバージョンが表示されれば、正しくインストールされていることが確認できます。
Pythonのデータ型
Pythonのデータ型についてご紹介します。
- string (文字型): 文字列を扱う型です。Stringでデータ型を使う時には、”（シングルクォート）または””（ダブルクォート）で括ります。
- number（数字）: 数字を扱う型です。Number型を定義したい時は、特に何かで括らずに数字を打つだけです。
以上がLinux環境でPythonを使う方法についての基本的な情報です。これらの情報を元に、Pythonのプログラミングを始めてみてください。.