Pythonを使用する際、特に複数のバージョンを管理している場合、適切なバージョンが使用されているかを確認するためには、PythonのPATHを確認する必要があります。ここでは、MacでPythonのPATHを確認し、必要に応じて設定する方法を説明します。
PythonのPATHとは
PythonのPATHは、Pythonがモジュールやライブラリを探しにいくディレクトリのパスのリストです。Pythonが import
文を使用してモジュールをロードする際、PATHのディレクトリ内を検索します。
PATHの確認方法
Macのターミナルで echo $PATH
コマンドを実行することで、環境変数PATHの設定を確認することができます。このコマンドを実行すると、パスのリストが表示され、その中からPythonのパスを探すことができます。
PythonのPATHを設定する方法
PythonのPATHを設定するためには、PythonがインストールされているディレクトリのパスをシステムのPATH環境変数に追加する必要があります。これにより、コマンドプロンプトやターミナルからどこでもPythonを起動できます。
具体的な手順は以下の通りです:
~/.bash_profile
を作成します:%touch ~/.bash_profile
- vimでファイルを開きます:
%vim ~/.bash_profile
- pathを記入します:
export PATH=/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.7.7/bin:$PATH
- 実行できるようにします:
%source ~/.bash_profile
これで、PythonのPATHが設定され、新しいターミナルセッションからは新しいPythonのバージョンが使用されるようになります。
以上がMacでPythonのPATHを確認・設定する方法です。適切なPythonのバージョンを使用するためには、これらの手順を理解し、適用することが重要です。