Homebrewとpyenvのインストール

まずは、Pythonのバージョン管理を行うために必要なツール、Homebrewとpyenvをインストールします。

# Homebrewのインストール
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

# pyenvのインストール
brew install pyenv

Pythonのバージョンのインストールと切り替え

次に、pyenvを使用してPythonのバージョンをインストールし、切り替えます。

# インストール可能なPythonのバージョンを一覧表示
pyenv install --list

# Python 3.7.12をインストール
pyenv install 3.7.12

# インストールしたバージョンの確認
pyenv versions

# バージョンを切り替え
pyenv shell 3.7.12

これで、Pythonのバージョンを切り替えることができます。必要に応じて、異なるバージョンのPythonをインストールし、切り替えることが可能です。

注意点

MacにはデフォルトでPython 2がインストールされており、pythonコマンドではPython 2.xが実行されます。Python 3.xを実行するにはpython3コマンドを使用します。しかし、pyenvで変更されるのはpythonコマンドの方なので、バージョンを変更したPythonを実行する際はpythonコマンドを使用します。

# バージョン変更前
python -V  # Python 2.7.16
python3 -V  # Python 3.8.5

# バージョン変更後
pyenv shell 3.7.12
python -V  # Python 3.7.12
python3 -V  # Python 3.8.5

投稿者 admin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です